東京都シルバーパスがICカードに!利用者負担も10月から大幅軽減

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高齢者の移動をもっと便利に、もっと負担なく――シルバーパス制度の見直しへ

東京都が発行する「シルバーパス」は、高齢者の皆さまが都内のバスや地下鉄などを利用できる、大変重要な福祉施策のひとつです。
この制度は長年、多くの方にご利用いただいており、日々の買い物や通院、外出の支えとなってきました。

こうした中、都では令和7年度から、このシルバーパスをICカード化するための取り組みを開始します。
ICカード化が実現すれば、券の持ち運びや提示の手間がなくなり、利便性が飛躍的に向上することが期待されます。
高齢者の方々にとって、「よりスムーズに・より簡単に」交通機関を使えるようになることは、日々の安心や行動範囲の広がりにもつながります。

さらに、制度の本格的な見直しが始まるまでの経過措置として、住民税課税者の方の年間負担額を引き下げる措置も講じられます。
具体的には、これまで年間20,510円だった自己負担額を、10月からは12,000円にまで約40%引き下げる予定です。

これは、都議会自民党としても重ねて訴えてきた「高齢者福祉の現実的な支援」の一環であり、
物価上昇や年金生活の厳しさが増すなかで、実効性ある施策として位置づけられています。

私たちが目指しているのは、単なる“制度の維持”ではなく、
時代に合ったかたちで、より使いやすく、より届きやすい福祉制度へと進化させていくことです。

これからも現場の声に耳を傾けながら、シルバーパスをはじめとする高齢者施策のさらなる充実に向けて、都政の場からしっかりと取り組んでまいります。

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