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東京から、世界へ――スポーツの力をすべての人に。世界陸上・デフリンピックが開催されます
スポーツは、人の心を動かし、社会をつなぎ、未来への希望を育む力を持っています。
このたび、東京都では2025年にかけて、2つの国際的なスポーツ大会が開催されます。
ひとつは、2025年9月に東京で開催される「世界陸上競技選手権大会」。
そしてもうひとつが、同年11月に控える「デフリンピック東京大会」です。
デフリンピックは、聴覚に障がいのあるアスリートのための国際スポーツ大会であり、
オリンピック・パラリンピックと並ぶ大きな国際的スポーツイベントのひとつです。
東京都での開催は、日本としても初の試みとなります。
これらの大会の開催に向けて、東京都では現在、会場整備や選手受け入れ体制の構築に加え、
都民の皆さまが大会へ「参加・応援」できる機会の創出にも力を入れています。
都議会自民党としても、これらの大会が一過性のイベントにとどまらず、
地域や学校、企業といった現場レベルで“スポーツが身近になるきっかけ”となるよう、
さまざまな連携の仕組みを後押ししてきました。
スポーツを通じて、共生社会の理解を深め、
子どもたちが新たな夢を見つけ、大人たちが誇りと感動を共有できる場をつくる――
そのためにも、都としての受け入れ準備と情報発信の両面を丁寧に進めていく必要があります。
都民の皆さま一人ひとりが、競技だけでなく、ボランティア・観戦・応援・文化交流など、
「自分ごと」として大会に関われる環境づくりが、これからのスポーツ振興において重要な鍵となるでしょう。
大会を成功させることはもちろん、
その先にある「スポーツの力を活かす都市・東京」の姿を見据えて、引き続き全力で取り組んでまいります。